鼻毛の処理、抜く・切る・脱毛 どれが良いか
会社員だった頃は、身だしなみに気を付けるようにしていたが、
専業主夫となってからは、あまり身なりを気にしなくなったように思う。
そもそも人に会う機会は、都会で働く会社員と、行動範囲が決まっている主夫とでは雲泥の差がある。
しかし、ポン吉はアラフィフの不審者に見られることだけは避けたいので最低限の身だしなみには気を配っている。
それでも先日、奥さんから「鼻毛が見えてるよ!」と指摘を受けてしまった。
鏡を見てチェックすると、鼻毛が伸びているだけでなく、黒い鼻毛の中に何本か白髪が混じっていたのでものすごく目立っていた。
頭髪もそうだけど、黒々とした毛の中に数本だけ白髪があるとすごく目立ってしまう。
いっそのこと、全部白くなれば目立たないのにと思ってしまう。
ポン吉は、ひげが濃くて伸びる勢いが強いせいか、朝ひげを剃っても夜には無精ひげのようになっている。
鼻毛も太くて濃いだけでなく普通の人より伸びるのが速いようだ。
そのぶん頻繁に処理しないといけないのだが、ついつい忘れてしまう。
抜く
昔のテレビドラマで男性が鼻毛を指でつまんで抜いているシーンを見かけたことがある。
実際、今でも鼻毛を指でつまんで抜いている人は少なからずいると思う。
しかし、鼻毛をむやみに抜くことは危険らしい。
抜いた毛穴から雑菌が入り込んで炎症をおこしたり、感染症を引き起こすことがあるそうだ。
それに鼻は脳に近いので感染症が致命的ダメージを与える場合もあるので注意が必要だ。
切る
ということは、やっぱり切るのが良いってことか。
ポン吉は以前、回転式の鼻毛カッターを使っていた。
非常に簡単に鼻毛を切ることができるので重宝していたのだが、長い間頻繁に使用したせいもあって、切れが悪くなり回転刃に鼻毛が挟まって痛い思いをするようになったので、引退してもらった。
かわりに現在はオーソドックスな鼻毛鋏を使っている。
鋏の先端はまるく加工されて安全に配慮されていて、鼻に入れるのも安心なのだがついつい鼻毛を短く切りすぎてしまう。
ポン吉は持っていないが、電動式の鼻毛カッターはよさそうだ。
以前使っていた手動の回転式鼻毛カッターの進化形で、水洗いもできる製品もあるらしい。
脱毛
ワックスやレーザーを使用して脱毛する方法があるようだが、医療関係者の多くは鼻毛の脱毛に対して否定的な見解を示している。
鼻毛は最も機能している毛
そもそも鼻毛は空気中の塵埃などの異物を呼吸の際に体内に取り込むのを防ぐフィルターの役割がある。
人の体にはえている毛の中では、機能的に最も重要な毛と言っていい。
だから、鼻毛を抜いたり脱毛してしまうのは、その機能を低下もしくは停止させてしまうことになる。
結局
鼻毛の処理は鼻毛鋏や鼻毛カッターなどで切るのが良さそうだ。
ただし、あまり短く切りすぎるとよくないので、
他人に不快感を与えない程度に切っておくのが良い身だしなみということのようだ。