初めての猫カフェ体験
ポン吉の家にホームステイしているアメリカ人が猫カフェに行きたいと言い出した。
日本のことを調べていて、猫カフェのことを知ったらしい。
ポン吉はテレビで様々なカフェを見かけたことがあった。
犬カフェ、猫カフェ、フクロウカフェ、爬虫類カフェ、などなどいろんなカフェがあるそうだ。
ポン吉は犬好きなので猫カフェよりも犬カフェが良いのだが、爬虫類カフェに行きたいと言われなかっただけでも助かった。
猫カフェ初体験
ポン吉が行った猫カフェでは入口で店員のお姉さんがお店のシステムを教えてくれる。お姉さんの指示に従って最初に靴を脱いでスリッパに履き替える。
そして手を洗って、ロッカーのカギを受け取って手荷物をロッカーに入れる。
料金は後払いで、1人10分ごとに200円が課金される。
プラス350円で自販機の飲み物がフリードリンクとなる。
ポン吉が店に入った時は、女性客が多かった。それとおそらく客の半分は外国人観光客だったと思う。
店内の猫は人懐っこい猫が多くて、何もしなくても近寄ってきてくれる。
人間では存在しないと思うが、左目が青色で右目が黄色の猫が印象的だった。
猫を自分のまわりに集めたければ、おやつをあげればすぐに猫たちが寄ってくる。
ただし店内は飲食物の持ち込みは禁止なので、店員のお姉さんに猫におやつをあげたいと言えば準備してくれる。
料金は500円。
店員のお姉さんがエプロンとシートを用意してくれて、カップに入ったおやつと小さなスプーンを手渡してくれる。
のんびりとした癒しの時空間
小さなスプーンでおやつをあげているのを眺めていると、猫ののんびり感に癒される。
犬だと、特にポン吉の家のラブラドールは食欲が旺盛なので、のんびり感ゼロでガッツクのですぐに完食しておかわりを求めてくるから慌ただしい。
猫は犬と違って吠えることもないので、店内は静かで、本を読んでいる人もちらほら見かけた。
ただし、店内の静かでのんびりとした雰囲気の中に身を置くとあっという間に時間が過ぎてしまう。
気がつくと、1時間くらいはすぐに経ってしまうので、最初に店内にいる時間を決めておかないと、10分200円で料金は課金されているので注意が必要だ。
ポン吉は1時間で店を出たが、その時にはすでに我が家にも猫がいてもいいかなあという気分になっていた。
一緒に行ったアメリカ人も久しぶりにのんびりできて喜んでいた。
やはりアメリカの田舎から来た彼らには、日本はどこに行っても人が多くて慌ただしく、喧噪な街のようだ。
まあそれがエキサイティングで面白いと感じているようでもある。
とにかくホームステイのアメリカ人がいなければ、ポン吉が猫カフェに行くこともなかったので、いい経験をさせてもらったと思う。
これも異文化交流のおかげだ。感謝したい。