主夫ポン吉、徒然なるままに

20年以上前から主夫をしているポン吉の備忘録のようなブログ。

間違って手紙を出してしまったら

暑さもやわらぎ秋の行楽日和になってきたので、友人数人と1泊2日の小旅行に出かけることになった。

たまには手書きの手紙で連絡

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たいていの連絡はメールでやり取りするのだけれど、たまには手紙でも書こうかと思い、当日の予定表と共に一筆書き添えることにした。

30年以上も前からの遊び仲間で、しかも全員が男なので手紙の内容は少しばかり下世話な話を盛り込んだ。

ここのところ話題にあがっていた不倫問題を、手紙の受取人の元カノのことなど懐かしい思い出話とからめて茶化すように書いた。

内容はあくまでポン吉の想像で、受取人も冗談として笑ってくれるような内容だった。

郵便局に行って皆に手紙を発送して家に戻ってから、あることに気付いた。

手紙の受取人の一人は、少し変わった夫婦関係だということを思い出した。

夫の手紙を開封する妻

それは夫宛にきた手紙を妻が開封し一読して中身を確認するというものだ。

もちろん友人がいちいち奥さんに郵便物を見せている訳ではない。

ポン吉の友人はサラリーマンで平日日中は家にいないので、ほぼすべての郵便物は専業主婦の奥さんがチェックすることになるようだ。

その際に手紙も一読するようだ。

もしかするとそういうことは世間一般では普通なのかもしれないが、少なくともポン吉には異常に感じられる。

だから友人に宛てた「元カノとの不倫疑惑」などという根も葉もないふざけた内容の手紙を友人の奥さんが見てしまうと、冗談ではすまない。

せっかくの1泊2日の旅行も行かせてもらえなくなるかもしれない。

ポン吉はすぐに今しがた手紙を出した郵便局に手紙を止めてもらおうと電話をした。

電話に出た局員によると、ついさっき本局からの集荷が来てすでに持って行ってしまったと言われた。

ポン吉が唖然としていると、局員は宛先や内容を間違えて発送した場合でも今ならまだ宛先に届いていないので、止めることができますよ、と言ってくれた。

助かった、何とか友人の家庭にいらぬもめ事をおこす火種を持ち込まずに済みそうだ。

あて名変更及び取戻し

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間違って発送した郵便物を止めてもらうために、ポン吉は手紙を出した郵便局へ手続きに行った。

その際には差出人の本人確認のために身分証明書と「あて名変更料及び取戻し料」として570円が必要だ。

郵便局では2,3日で差出人住所に返送されると言われた。

実際には手続きの翌日に自宅に返送されて来た。

しかも、貼り付けてあった切手は消印が押されずに返送されてくるので、再度使用可能だ。

とは言っても、うっかりしていなければもともと570円はかからなかった費用だ。

しかし、そもそもは友人の奥さんが夫とはいえ、自分以外に宛てられた手紙を中身まで確認するから、余計な手間がかかったという気もする。

もしかするとその奥さんは夫のスマホもチェックしているのだろうか。

メールは送信してしまうともう「取戻し」ができないから、送信には気をつけようと思う。