専業主夫のワールドカップ観戦
W杯を録画して情報遮断
ワールドカップの季節になると時差というものに毎回悩まされる。
予選リーグはさすがに全試合見るのは控えているが、決勝トーナメントは全試合を観戦している。もちろんテレビでだけど。
しかし、専業主夫は朝早く起きて炊事洗濯などやらなければならないことが結構ある。
だから試合が平日の場合はほとんどの試合を録画して朝起きてから観ることにしている。
この場合、油断してテレビのスイッチを入れて朝のニュース番組などうっかり見てしまうと、録画している試合の結果を報道してたりするので、目に触れないように注意しなければならない。
新聞に関しては朝刊にはまだ試合結果は書かれていないので安心して読むことができるが、一番厄介なのはネットニュースや友人からの歓喜のメールがスマホに飛び込んでくることだ。
だからポン吉はW杯の開催中は夜中にスマホを見ないようにして、情報を遮断している。
今回のロシアで開催されているW杯は日本戦以外はほとんど録画を見ているのだが、ポン吉の娘と奥さんはおそらくそのことに気付いていない。だから2人ともロシアW杯は日本時間の朝に試合が行われていると思っているようだ。
家族から情報漏洩
昨夜もスペイン対ロシアの試合があった。いつも通りポン吉は録画をしておいた。
朝起きてから試合を見始めると、高校生の息子が起きてきたので朝食の準備をしながら観戦していた。
すると息子は「まさかスペインが‥‥」と試合結果を話始めようとした。
ポン吉は慌てて息子に結果を言わないように言った。息子はポン吉が見ていたビデオを朝のニュース番組でやっている試合のハイライトだと思ってしまったようだ。
しかし、息子が言った「まさかスペインが‥」という一言だけで結果はわかってしまったのも同然だった。
スペイン対ロシア戦に対するさっきまでのワクワク感は一気に冷めてしまった。
それに息子が試合の内容を話したそうにしていたので、朝食を食べながらにわかサッカー解説者になっている息子の話を聞くことにした。
話を聞けば聞くほど、結果を知らされずに試合を見たかったと感じるようになった。
やはり現代社会で全く情報から隔絶して過ごすのは数時間でも困難なのかもしれない。
スペイン対ロシア戦の後にあったクロアチア対デンマーク戦も録画してあったので、さすがに息子にはその試合のことは話さないように言っておいたので、みんなが家を出かけてからじっくりと見させてもらった。
このクロアチア対デンマークも非常に面白い試合だったので一人で盛り上がっていた。
やはり生がいい
明日は日本対ベルギー戦があるけれど、この試合の結果を明朝まで情報遮断することは今のポン吉の生活環境では絶対に無理なので、生放送で息子と観戦しようと思う。
それに一人よりも何人かで観戦するほうが楽しいし、ただ見てるだけじゃなくて自分もサポーターの一員になって日本を応援している気分が味わえる。
ということで今夜は夕食を早目に済ませて専業主夫としての仕事を午後9時には終わらせて日本対ベルギー戦に備えようと思う。
明日の試合が楽しみだ。
がんばれ日本!